本装置は自動式端子電極塗布機と共に働き、チップ挿入作業を完成する。
本装置内の振込機が自動でシェイクし、チップをLPの穴に振り込む。そして、TCP、挿入プレスと合わせて、チップをTCPの穴に押し入れ、TCPをカセットに移入する。この一連の流れの中で、人為的な操作がない故、チップ突出量の精密さが保たれる。
- 自動でシェイク:
LD側ホッパーのシェイク動作で、チップがチップ回収ボックス(二つ光電センサでチップ数量を確認する)の中に回収される。
- フォーク:
チップ入りのLP(二枚)は上フォークに取り出され、上レールに配置される。そして、下フォークは下レールから空きのLPを取り出し、ローダー(チップ振込機構)へ運ぶ。
- TCP用のマガジンとP&Pの吸引プレートセット: 本動作を通じてTCPをチップ入りのLPに置くことができる。
- 粘着ローラー:
チップ入りのロードプレートがP&Pの経由でレールに配置され、そして、粘着ローラーがロードプレートの上を掠って、デブリなどを取り、続いて空きの TCPはロードプレートの上に置かれる。
- 挿入プレス:
プレスが下がり、そして、ボトムプレスコンバージョンのピンがチップをTCPの穴に押し入れる。
- ULレールとULカセット:
レベリングされたTCPが順番の通りにカセットに押し入れられる。ここまで、全ての動作が終わる。